思い込みが人生に与える影響
どうもこんにちは拳です!
今回は「思い込みが人生に与える影響」について話していきます!
実際に、思い込みが私たちの人生にどのように影響してくるのかがわかるある実話を紹介します。
1マイル4分の壁
1マイル(1609メートル)を4分以内で走りきるのは何百年も無理と言われ続けていました。
1923年にフィンランドのパーヴォ・ヌルミ選手が1マイルを4分10秒3で走り切って37年ぶりの世界記録を打ち立て世界は驚愕しました。
これはたったの2秒を更新した記録だったのです。なので、「人類が1マイル4分をきるのはやはり無理なんだ」という認識が世界中に広がりました。
そんな中、イギリスのロジャー・バニスターという選手が1マイル4分の壁に挑むのですが、なかなか記録は伸びませんでした。「1マイル4分で走り切るのは無理なのか」と思い込んでいたのですが、彼は視点を変えて「毎回16分の1秒記録を更新しよう」という目標に切り替えました。
「毎回16分の1秒の記録を塗り替えていくのはそんなに難しくない」という思い込みでそれを続けていけばいつかは「1マイル4分を切れる」という考えに至ったのです。
乗り越える壁を「1マイル4分の壁」から「16分の1秒の記録更新」に変えたわけです。
このことを繰り返して積み上げた結果、前の世界記録更新から31年後の1954年にバニスター選手は1マイル3分59秒4という記録を打ち立て、1マイル4分の壁を乗り越えることができたのです。
世界で思われていた「1マイルを4分以内で走り切るのは無理」が、このことで「実は4分以内で走り切れるんだ!」という思い込みに変わったわけです。
すると、わずか46日後にオーストラリアのジョン・ランディ選手が1マイルを3分58秒0で走り切り、あっさりと記録を塗り替えたのです。
またこれだけではなく、1年のうちに37人もの選手が1マイル4分の壁を乗り越え、その翌年には約300人もの選手が4分の壁を打ち破ったのです。
「絶対にできない」と思い込んでいたものが「いや、できるんだ!」とわかったときに多くの選手が記録を塗り替えることを実現しました。
長くなったのですが以上で終わりです。
この話には「いい思い込み」と「悪い思い込み」が存在しているのです。
「いい思い込み」とは、バニスター選手が4分という壁を乗り越えた瞬間「1マイル4分は切れるんだ」という思い込みになり何人もの選手がその思い込みによって記録を更新していきました。
「悪い思い込み」とは、バニスター選手が記録を打ち立てる前、「1マイル4分を切るのは不可能なんだ」と思い込んで、世界がその通りになってしまったことです。
なので「悪い思い込み」は捨てて「いい思い込み」だけにしていきましょうということです。イメージの力は私たちが考えるよりも強力です。
できると思えばできるし、できないと思えばできないのです。シンプルなのですがこのことを考えられる人は少ないです。
では次に「いい思い込み」にするための方法を考えていきましょう!
「いい思い込み」をつくる方法
・なりたい自分をイメージする時間を作る
これはかなりシンプルなのですが先ほども言った通りイメージの力はパワフルです。なりたい自分がイメージできないと絶対になれないという事を肝に銘じてください。
なのでなりたい自分をイメージする時間を毎日作ってください。僕の場合だと夜寝る前に必ずイメージをしています。
・目標を細分化する
さきほどの話でもあったように、まずは少しづつでもいいので、自分の目標を細分化して少しづつクリアできるようにしていきましょう。そうやっていくうちにいつか達成できる日が来るかもしれません。鬼努力して鬼継続していけば目標を達成できるはずです!絶対に。
・口癖を変える
思い込みは口癖に影響しています。自分の能力の思い込みによって「これはできる、これはできない」と判断して”できないもの”は”できない”と言って考えるのを放棄するのです。反対に、”できる”と思い込んで行動する人は案外できたりするものです。なので意識的に口癖を変えていくことで、思い込みを変え、できるようになることが増えるのです。
口癖の変え方はこちらから
以上となります。是非思い込みを変えていって良い人生にしていってください!